読書会

 哲学コースでは学部生や大学院生が主体的に勉強会を開催しています。開催案内は随時公開されていますので、以下の詳細をご覧ください。

 33号館501号室(哲学コース室)が空いている場合、勉強会の場所として使用可能です。希望者は使用願のフォームを記入し、助手までご提出ください。

2025年度

ヘレニズム哲学読書会

本読書会の⽬的は、ヘレニズム哲学(特にストア派)における魂関連の問題について、基本的な理解を得ることです。その際、参加者の皆さんとの議論を通じて、プラトンやアリストテレスの理論との⽐較を通じた、ヘレニズム哲学がもつ特徴の把握や、⼼の哲学等の現代的な問題との接続可能性の模索ができればなおいいと考えています。

⻄洋古代哲学に関⼼のある⽅はもちろんのこと、⼼⾝問題や認識論などの、「⼼」に関する問題に関⼼のある⽅の参加を広く歓迎いたします。参加にあたって、古典ギリシャ語等の英語以外の⾔語の知識は不要です(もちろん、古典ギリシャ語の腕を磨きたいという⽅にはできる限りの補⾜をします)。また、古代哲学に関する事前知識も特に必要ありません。

◎⽇程:2026年3 ⽉第 2 週より開始予定。⽉曜⽇ or ⽕曜⽇で調整中。

◎場所:現状未定ですが、どこかの教室を借りて、原則対⾯で⾏います。

◎テキスト:Annas, Julia. Hellenistic Philosophy of Mind. Berkley: University of California Press, 1992.
なお、必要に応じて、引⽤元の原典テクストも参照する予定です。

◎進め⽅:初回はこのテキストのイントロと Part one をまとめ、適宜補⾜を加えたものを参加者の皆さんに配布し、基本的な事項の確認等を⾏います。第⼆回以降は、各回、英語で 10 ページ前後読み進めていく予定です。あくまでも内容を把握することが⽬的ですので、訳⽂の準備等は特に必要ありません。なお、特に異論がなければ、Part two の The Stoics から読み進めていきたいと考えています。

◎参考:Annas(1992)の⽬次
Part one The Background
1. The Medical and Scientific Background
Part two The Stoics
2. The Soul and the Mind
3. Perceiving and Thinking
4. Action
5. The Emotions
Part three The Epicureans
6. Atomism and Agents
7. Perception and Thought
8. Action and Freedom of Action
9. Emotions and Feelings

ご関⼼のある⽅は、新⽥⼤貴のメールアドレス(nitta.nitta.4869(at)suou.waseda.jp)まで、ご連絡ください。よろしくお願いいたします。


フェミニズム哲学読書会

フェミニズム哲学の有名著作を改めて読むことを通して、フェミニズム哲学やクィア理論を学び、フェミニズム哲学が取り組む課題について考え話し合うための読書会を行います。

◎日程: 毎週木曜日6限(18:55〜20:35)
 ※遅い時間のため、参加者の希望次第で変更する可能性があります。

◎初回予定日: 6月5日(木)6限 18:55〜20:35

◎場所: W-space(詳細は主催者まで)

◎テキスト: ジュディス・バトラー/竹内和子訳『ジェンダー・トラブル フェミニズムとアイデンティティの攪乱』青土社、初版1999年/新装版2018年(版は問いません)

※日本語訳で読み進める予定ですが、原文(Gender Trouble: Feminism and the Subversion of Identity)も適宜参照します。

ご興味ある方は、逢坂暁乃のメールアドレス(so.xw-w(at)fuji.waseda.jp)まで、ご連絡ください。


反出生主義読書会

生や生存の是非を主題とする倫理思想について、哲学的な観点から多角的に考察するための読書会を行います。

「生まれること/産むこと」の意味や、親子の関係などに関心のある方、ぜひご参加ください。

◎日程: 毎週水曜日2限(10:40〜12:20)
◎初回予定日:5月7日(水)2限(10:40〜12:20)
◎場所: 哲学コース室(33-501)
◎テキスト: 
・品田遊『ただしい人類滅亡計画 : 反出生主義をめぐる物語』イーストプレス、2021年
・森岡正博『生まれてこないほうが良かったのか?——生命の哲学へ!』筑摩選書、2020年
・D.ベネター『生まれてこないほうがよかった:存在してしまうことの害悪』すずさわ書房、2017年

ご興味ある方は、鈴木力(chikara_suzuki(at)fuji.waseda.jp)までご連絡ください。