読書会

 哲学コースでは学部生や大学院生が主体的に勉強会を開催しています。開催案内は随時公開されていますので、以下の詳細をご覧ください。

 33号館501号室(哲学コース室)が空いている場合、勉強会の場所として使用可能です。希望者は使用願のフォームを記入し、助手までご提出ください。

2026年度

『道徳的責任廃絶論』読書会

本読書会では、ブルース・N・ウォーラー著『道徳的責任廃絶論』を読み進めます。

この本の特徴は、道徳的責任の否定と自由意志の擁護をセットで主張する点です。
近年の自由意志論争では、「道徳的責任」と「そのために必要とされる自由意志」をともに否定する自由意志懐疑論が一つの重要な立場を構成しています。
これに対して本書は、道徳的責任は廃止すべきだが、自由意志は道徳的責任に縛られる必要はない、という立場を形成している点に独自性があります。

この読書会を通じて、この本におけるウォーラーの主張やその立場の展望を把握出来たら良いと思っています。

現状の参加予定者は大学院生が数名となっております。

前提知識は不要ですので、倫理学や自由意志論争に関心がある方は気軽にご参加ください。

◎日程

 初回:8/28(金) 13:00~

 ※第二回以降は参加者の希望をもとに日程を決定いたします。

◎場所

 33号館501哲学コース室

◎テキスト

 ブルース・N.ウォーラー著、木島泰三訳『道徳的責任廃絶論──責めても何もよくならない』、二〇二五年、平凡社。

 原則、邦訳を読み進めていきます。

 必要に応じて、引用元の原典テクストも参照する予定です。

◎進め方

 初回に簡単な本の概要確認や、今後の進め方に関する相談を行う予定です。

ご関⼼のある⽅は渡辺浩太のメールアドレス(johnson(at)toki.waseda.jp)までご連絡ください。よろしくお願いいたします。

分析形而上学読書会

哲学コース4年の照屋日向と申します。

本読書会は、分析哲学に関心のある方や、分析哲学における形而上学的な問題について基礎的な知識を身につけたいという方に向けたものです。

現代形而上学の問題のトピックについて実際に議論することによって、広範に知識を身につけることを目的とします。

具体的な問題としては、「昨日の私と今日の私が同じであるとはどういうことか」などの同一性の問題、自由と決定論、可能世界、因果性、個物と普遍、存在論などを扱います。

参加するにあたって、分析哲学や形而上学の前提知識は必要としません。また、既に分析哲学の知識があり、それらを議論したいという方の参加も歓迎します。

◯日程

木曜5限 17:00〜18:40
※初回は6/4(木)から

◯場所

33号館501哲学コース室

◯テキスト

秋葉剛史他『ワードマップ分析形而上学』、新曜社、2014

参加される方はテキストを準備してください。

◯進め方

初回は序章を扱います(予定)。2回目以降は、レジュメ形式で各章を進めていきます。レジュメの用意に関しては、参加者と相談しながら決めていきます。

ご関心のある方は、照屋日向のメールアドレス(teruya_sun(at)akane.waseda.jp)までご連絡ください。

ヘレニズム哲学読書会

本読書会の目的は、ヘレニズム哲学(特にストア派)における魂関連の問題について、基本的な知識を得ることです。その際、参加者の皆さんとの議論を通じて、プラトンやアリストテレスの理論との比較を通じた、ヘレニズム哲学がもつ特徴の把握や、心の哲学等の現代的な問題との接続可能性の模索ができればなおいいと考えています。

 ⻄洋古代哲学に関心のある方はもちろん、「心」に関する問題に関心のある方の参加を広く歓迎いたします。参加にあたって、古典語や古代哲学に関する事前知識は不要です。

◎日程

 火曜4限 15:05~16:45

◎場所

 33号館501哲学コース室

◎テキスト

 Annas, Julia. Hellenistic Philosophy of Mind. Berkley: University of California Press, 1992.

 テキストの購入は不要です。必要に応じて、引用元の原典テクストも参照する予定です。

◎進め方

 初回は前提知識の確認などを行います。第二回以降は、各回10 ページ前後読み進めていく予定です(Part twoのThe Stoicsから)。基本的には主催側が用意したレジュメを元に進めていきます。参加者による訳文の準備等は必要ありません。

ご関⼼のある⽅は、新⽥⼤貴のメールアドレス(nitta.nitta.4869(at)suou.waseda.jp)まで、ご連絡ください。よろしくお願いいたします。